精神障害とはいったいそもそもどんなものでしょうか。これはまず誰にでも起こり得るものといわれています。現在国では五大慢性疾患の一つとしてこれを含めていますし、世界的にも急増しており将来各国で問題になるとされています。現状の日本でも、なんらかの病院施設にかかっている人は320万人程度と言われていますので、いつ自分ないしは家族がこの問題に直面するかわからないという状態といえます。
さて、そのような疾患はどのように保護・支援されるのでしょうか。精神障害で保護・支援を受けるものとして、成年後見制度と呼ばれる制度があります。これは精神障害にかぎらず、認知症や知的障害の方にとっても受けることの出来る制度です。この制度は本人が適切に問題を判断できないために起きる、相続や契約における問題から保護するために作られたものです。もちろん、度合いによって分けられていますが(後見・保佐・補助の三段階がある)、どれであってもその人を助ける制度と言えます。
またこの制度を受けるためには家族などの申請者に値する人がいなくとも市町村長などが行うことができるので安心できるといえます。法手続きですので、ややこしい面もありますが判断能力が低下する前に(もしくは保護者が顕在であるうちに)このような制度の存在を知っておくことで将来起こり得る問題を防ぐことが出来、かつ周囲との円滑な関係を築くことが出来るといえるでしょう。